桜開花情報:幸手 権現堂桜堤

3月に入ったら突然ダウンコートを着ることを躊躇する?イヤしない。 By watashi

3月に入りましたね~

期間限定でお届けします桜開花情報。

地元民からは「桜土手」の愛称で知られている、埼玉県幸手市の権現堂桜堤。
毎年多くの方が3月後半から4月上旬に開催される「桜祭り」に訪れています。

今年もやります「桜祭り」

幸手は桜だけが有名です。
むしろそれだけです。
イヤ最近らき☆すたもか?ヨクワカリマセン


近年「祭り」事業にお金のニオイを感じたのか、「菖蒲」「スイセン」と色々「祭り」をしていますが、
本家は「桜」

桜の時期だけ本気になればいーんです。(あくまで個人的な意見です。)

ということで、今回から「桜祭り」が終わるまでの間、開花情報をお届けしようと思います。

まず基本情報から。

権現堂桜堤とは?
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埼玉県幸手市内国府間にある権現堂と呼ばれる土手です。
基本は桜並木であり、桜のドームができる非常に美しい場所です。
土手は菜の花畑に囲まれており、満開の時期はピンクと黄色の幻想的な景色になります。
さくらんをはじめとした映画のロケ地にもなったりしております。
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近くに幸手市北公民館がありますので、カーナビに設定するときは幸手市北公民館と設定してください。(By 幸手市観光協会)。
権現堂の駐車場は通称北公民館の並びにございます。お値段500円。
ちなみに、満開の時期は渋滞が発生します。観光バスも来ますので大変混雑します。
車で来る方は朝早く(7時くらい?)ならおそらく空いています。昼にかけて大変混雑します。
地元民も困るレベルです。

電車でいらっしゃる際は、東武日光線(東武スカイツリー)幸手駅で下車。
駅からバスが出ておりますが、長蛇の列ですので30分くらい歩くのが苦痛じゃない方は歩いた方がいいです。
駅から桜土手までは、非常に簡単な一本道ですし、その時期は大抵皆さん同じ方向を目指して歩いていますので、「裏道を探せ!」なることをしなければ確実に到着します。

桜祭りの時期は出店が沢山出ていますし、北公民館の駐車場にも商店街のお店が出店していますので、お弁当を持参されない方もお食事の心配をしなくて大丈夫です。
シートを持参して土手で食事をすることもできます。
BBQなど火を使う行為は禁止ですが、大きなシートを敷いて宴会をしているグループが沢山います。
↓↓以下ちょっとお勉強↓↓
権現堂の由来は?(幸手市観光協会HPから)
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「権現堂」という地名の由来

「権現堂」という地名の由来は、江戸時代後期に幕府が編さんした地誌「新編武蔵風土記稿」(しんぺんむさしふうどきこう)に記されております。
[ 権現堂村 ]の項に
「村内に熊野・若宮・白山の権現を合祀せし旧社あれば、この村名起これり」
(訳)
村の中に、「熊野権現社」、「若宮権現社」、「白山権現社」という三つの神社を一緒にまつった旧い神社があったので、「権現堂村」という名になった。

[ 熊野若宮白山権現合社 ]の項に
村の鎮守(ちんじゅ)なり、正智院持、この社、古(いにしえ)大社にて村名の起こりしと云も此(この)権現三社なり」
(訳)
村の鎮守で、昔は大きな神社だった。「権現堂」という村名の起こりも、この「権現三社」である。

 つまり、このように、村の中に「三つの権現」があったことから「権現堂村」の名前が付けられた、と考えられています。この社の創建は、天正年間(1573~92)と伝えられていますが、はっきりとしたことは分かっていません。
 江戸時代初期には「権現堂村」という村名が確実にあったことが分かります。

《参考》
古文書に見られる最も古い「権現堂村」
慶長20年(1615)「下総国猿嶋郡幸手内権現堂村御見地帳(しもうさのくにさしまぐんさってのうちごんげんどうむらごけんちちょう)」(巻島家文書)
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